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〝なぜキムタクが最近多くのCMに出ているのか?〟と
なぜ を 入力した途端に、なぜ生きるのサイトに
自動的に導かれてしまい、この記事を読んで深い感銘を受けました。
これは僕がみなさんの紹介する使命だと勝手に感じましたので、
ご紹介させて頂きます。
(ゲストハウスの記事でなくてごめんなさい。)
「一炊の夢」 立身出世を求めた青年
なぜ を 入力した途端に、なぜ生きるのサイトに
自動的に導かれてしまい、この記事を読んで深い感銘を受けました。
これは僕がみなさんの紹介する使命だと勝手に感じましたので、
ご紹介させて頂きます。
(ゲストハウスの記事でなくてごめんなさい。)
中国に「一炊の夢」という故事がある。その由来を見てみよう。
開元7年(719)のこと。 街道沿いの茶店に1人の老人が休んでいた。名を呂翁という。
そこへ1人の若者がやって来た。近くの村の盧生という青年である。粗末な身なりで、
黒い馬に乗っている。田んぼへ行く途中であった。
盧生も、この茶店に入り、先客の呂翁と同じ席に腰を下ろした。
初対面であったが、何となく打ち解け、会話がはずんだ。
しばらくすると、盧生は自分のボロ服を眺めながら、大きなため息をついて言った。
「男として生まれながら、みじめな有り様です。これからの人生を思うと情けない限りです」
「どうしたんだね。おまえさんの体は、どこも悪いところもなさそうだし、
今の今まで楽しそうに話していたじゃないか」
「何が楽しいものですか。毎日、ただ生きている、というだけです」
「では、どうなれば楽しいのかな」
盧生は、若き情熱をぶつけるように言った。
「立身出世を果たし、将軍や大臣となり、豪華な食事を前に、美しい歌声を聞いて、耳を楽しませたい。
一族は繁栄し、一家ますます富んでこそ幸福といえるの ではないですか。
私も、ひところは学問を志しました。そのうちに出世がかなうと思っているうちに、
もはや30歳となり、野良仕事にあくせくしている有り 様。これが情けなくなくて、なんでしょうか」
言い終わったかと思うと、目がかすみ、うとうとと、眠くなってしまった。
この時、茶店の主は、黍の飯を炊き始めたところだった。呂翁は、袋の中から1つの枕を取り出して、
盧生に言った。
「おまえさん、この枕をしてごらん。望みをかなえて進ぜよう」
盧生は、横になって、枕に頭を乗せた……。

数カ月たった。
盧生に、名門の家から嫁をもらう話が来た。絶世の美人であり、実家は大金持ちであった。
それからというもの、服装も乗り物も、日に日に派手になっていった。
翌年、官僚の登用試験に合格。その後は、順調に出世街道をまっしぐらに進んだ。
知事や長官を歴任し、盧生は、大いに業績をあげた。
そのころ、北方から異国の襲撃があった。
皇帝は、盧生を見込んで軍司令官に任命した。
盧生は軍隊を率いて外敵を撃破し、領土を広げた。
盧生は華々しく、長安の都に凱旋した。軍功によって官位は累進し、大蔵大臣、検事総長となった。
いいことばかりは続かないものである。官僚として清廉潔白であったが、
あまりにも人望があったので、時の宰相に妬まれるはめになった。
ありもしないことを言い立てられ、彼は田舎の長官に左遷されてしまう。
しかし、それも3年だけで、再び中央に復帰することができた。
そしてまもなく、宰相という、官僚としては最高の地位についたのである。
宰相として務めること10年、皇帝を補佐して、名宰相の誉れが高かった。

ところが同僚のそねみから、「宰相は辺境の将軍たちと結託して、造反を図っている」と讒訴された。
盧生の邸へ、警視総監が自ら出向き、門前で大声で呼ばわった。
「謀反の疑いによって汝を逮捕する。勅命なるぞ」
たとえ無実であっても、高位、高官たるもの、疑いを受けただけでも自決するのが、当時のしきたりであった。
盧生は宰相である。身に覚えはないが、しきたりに従って自殺しなければならない。
がっくりと気を落とした彼は、妻に向かって言った。
「山東の我が家には、良い田んぼがあって、寒さや飢えをしのぐのに十分であった。
それなのに、何が不足で宮仕えなどする気になったのだろうか」
刀を抜き、我が首をはねようとしたが、妻が懸命に止めたので、果たせなかった。
この事件では、大勢の人が死刑になったが、盧生だけは、かばってくれる人が現れ、流罪で済んだ。
数年たつと、無実が証明され、彼は、宰相に返り咲いた。
皇帝の信任も厚く、5人の息子はそれぞれ順調にエリートコースを歩んだ。
盧生は、このように、辺境に流されること2度、宰相になること2度、中央や地方の高官を歴任した。
政界に重きをなすこと50余年、まさに栄耀栄華を極めたのである。
やがて、寄る年波で、体も衰え、何度も辞職願いを出したが許されなかった。
それほど皇帝の信任が厚かったのである。
病気になると、名医が勅命を奉じて来診し、高価な良薬が惜しげもなく使われた。
臨終の時が来た。
盧生は皇帝に書を奉った。
「私はもと山東の書生でありました。百姓仕事を楽しみにしておりましたが、
たまたま官吏として登用され、過分のお取り立てにあずかりました。
齢も80を過 ぎ、余命幾ばくもございません。ご恩にお応えすることもできず、
お別れを告げねばならなくなり、後ろ髪を引かれる思いが致します。
ここに謹んで、感謝の意 を表す次第でございます」
これに対して皇帝は、見舞いの勅使を派遣した。その日の夕方に、盧生は死んだ。
盧生は大きなあくびをして目を覚ました。
名家の娘と結婚するところから、国家の元老として勅使を迎えて死ぬまで、
50年の間の夢を見ていたのである。
50年といえば、気の遠くなるような長い歳月のはずだ。それなのに、どうであろうか。
茶店の主が炊いていた黍飯は、まだ、できていなかったのである。

盧生は、がばっと身を起こして、 「ああ、夢だったのか……」とつぶやいた。
まるで自分に言い聞かせるように。
呂翁は、笑いながら言った。
「人生の楽しみも、そんなもんだよ」
盧生は頭を下げ、 「栄耀栄華、立身出世とはどんなことか、よく分かりました」 と、
礼を述べて、茶店を出て行った。
それでは、また。
今日も成功に向かって、小さな点が打てました。
今日も、見に来て下さって
ありがとうございます。
クリック、 ありがとうございます♪

開元7年(719)のこと。 街道沿いの茶店に1人の老人が休んでいた。名を呂翁という。
そこへ1人の若者がやって来た。近くの村の盧生という青年である。粗末な身なりで、
黒い馬に乗っている。田んぼへ行く途中であった。
盧生も、この茶店に入り、先客の呂翁と同じ席に腰を下ろした。
初対面であったが、何となく打ち解け、会話がはずんだ。
しばらくすると、盧生は自分のボロ服を眺めながら、大きなため息をついて言った。
「男として生まれながら、みじめな有り様です。これからの人生を思うと情けない限りです」
「どうしたんだね。おまえさんの体は、どこも悪いところもなさそうだし、
今の今まで楽しそうに話していたじゃないか」
「何が楽しいものですか。毎日、ただ生きている、というだけです」
「では、どうなれば楽しいのかな」
盧生は、若き情熱をぶつけるように言った。
「立身出世を果たし、将軍や大臣となり、豪華な食事を前に、美しい歌声を聞いて、耳を楽しませたい。
一族は繁栄し、一家ますます富んでこそ幸福といえるの ではないですか。
私も、ひところは学問を志しました。そのうちに出世がかなうと思っているうちに、
もはや30歳となり、野良仕事にあくせくしている有り 様。これが情けなくなくて、なんでしょうか」
言い終わったかと思うと、目がかすみ、うとうとと、眠くなってしまった。
この時、茶店の主は、黍の飯を炊き始めたところだった。呂翁は、袋の中から1つの枕を取り出して、
盧生に言った。
「おまえさん、この枕をしてごらん。望みをかなえて進ぜよう」
盧生は、横になって、枕に頭を乗せた……。
幸運に恵まれるが…… 波乱に満ちた人生へ
数カ月たった。
盧生に、名門の家から嫁をもらう話が来た。絶世の美人であり、実家は大金持ちであった。
それからというもの、服装も乗り物も、日に日に派手になっていった。
翌年、官僚の登用試験に合格。その後は、順調に出世街道をまっしぐらに進んだ。
知事や長官を歴任し、盧生は、大いに業績をあげた。
そのころ、北方から異国の襲撃があった。
皇帝は、盧生を見込んで軍司令官に任命した。
盧生は軍隊を率いて外敵を撃破し、領土を広げた。
盧生は華々しく、長安の都に凱旋した。軍功によって官位は累進し、大蔵大臣、検事総長となった。
いいことばかりは続かないものである。官僚として清廉潔白であったが、
あまりにも人望があったので、時の宰相に妬まれるはめになった。
ありもしないことを言い立てられ、彼は田舎の長官に左遷されてしまう。
しかし、それも3年だけで、再び中央に復帰することができた。
そしてまもなく、宰相という、官僚としては最高の地位についたのである。
宰相として務めること10年、皇帝を補佐して、名宰相の誉れが高かった。
ところが同僚のそねみから、「宰相は辺境の将軍たちと結託して、造反を図っている」と讒訴された。
盧生の邸へ、警視総監が自ら出向き、門前で大声で呼ばわった。
「謀反の疑いによって汝を逮捕する。勅命なるぞ」
たとえ無実であっても、高位、高官たるもの、疑いを受けただけでも自決するのが、当時のしきたりであった。
盧生は宰相である。身に覚えはないが、しきたりに従って自殺しなければならない。
がっくりと気を落とした彼は、妻に向かって言った。
「山東の我が家には、良い田んぼがあって、寒さや飢えをしのぐのに十分であった。
それなのに、何が不足で宮仕えなどする気になったのだろうか」
刀を抜き、我が首をはねようとしたが、妻が懸命に止めたので、果たせなかった。
この事件では、大勢の人が死刑になったが、盧生だけは、かばってくれる人が現れ、流罪で済んだ。
数年たつと、無実が証明され、彼は、宰相に返り咲いた。
皇帝の信任も厚く、5人の息子はそれぞれ順調にエリートコースを歩んだ。
盧生は、このように、辺境に流されること2度、宰相になること2度、中央や地方の高官を歴任した。
政界に重きをなすこと50余年、まさに栄耀栄華を極めたのである。
やがて、寄る年波で、体も衰え、何度も辞職願いを出したが許されなかった。
それほど皇帝の信任が厚かったのである。
病気になると、名医が勅命を奉じて来診し、高価な良薬が惜しげもなく使われた。
臨終の時が来た。
盧生は皇帝に書を奉った。
「私はもと山東の書生でありました。百姓仕事を楽しみにしておりましたが、
たまたま官吏として登用され、過分のお取り立てにあずかりました。
齢も80を過 ぎ、余命幾ばくもございません。ご恩にお応えすることもできず、
お別れを告げねばならなくなり、後ろ髪を引かれる思いが致します。
ここに謹んで、感謝の意 を表す次第でございます」
これに対して皇帝は、見舞いの勅使を派遣した。その日の夕方に、盧生は死んだ。
50年間といえど 振り返ればアッという間の出来事
「ああ、おれは死んだか……」盧生は大きなあくびをして目を覚ました。
名家の娘と結婚するところから、国家の元老として勅使を迎えて死ぬまで、
50年の間の夢を見ていたのである。
50年といえば、気の遠くなるような長い歳月のはずだ。それなのに、どうであろうか。
茶店の主が炊いていた黍飯は、まだ、できていなかったのである。
盧生は、がばっと身を起こして、 「ああ、夢だったのか……」とつぶやいた。
まるで自分に言い聞かせるように。
呂翁は、笑いながら言った。
「人生の楽しみも、そんなもんだよ」
盧生は頭を下げ、 「栄耀栄華、立身出世とはどんなことか、よく分かりました」 と、
礼を述べて、茶店を出て行った。
短い人生、何にかけるか 「人生の目的」探求こそが急務
以上は、唐の時代に書かれた『枕中記』のあらましである。単なる物語ではなく、
作者の沈既済が、官僚として栄光と挫折の間を生き抜いた体験がもとになっている。
盧生は最初、茶店で、 「ただ生きているだけ」 の人生はイヤだと呂翁に言った。
つまり、目的のない生き方が苦痛だったのだ。
そして、 「男に生まれたからには、何かを成し遂げたい」 と抱負を述べる。
問題は、何に、人生をかけるか、である。
盧生は、立身出世こそ「人生の目的」だと思った。
しかし、「一炊の夢」によって、それらは「生きがい」であって、
「人生の目的」とは呼べないものであることを知らされたのだ。
人生の終末にではなく、若き時に、夢を夢と知らされた盧生は幸せ者である。
以上です。
みなさんの人生のお役に少しでも立てたら幸いです。
人生の目的 より
もし今日の記事がお役にたてたなら♪
クリック♪ ありがとうございます。
それでは、また。
今日も成功に向かって、小さな点が打てました。
今日も、見に来て下さって
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この記事にコメントする
» 無題
深夜パック28時の管理人ヒロです。
早速遊びに来ました~☆
それにしてもこの故事は深い話ですね。
なかなか考えさせられます。むむむです。
お互いに人生をこの故事の如く(?)見つめなおし、頑張っていきましょうね。
まずはご挨拶まで~☆☆☆
早速遊びに来ました~☆
それにしてもこの故事は深い話ですね。
なかなか考えさせられます。むむむです。
お互いに人生をこの故事の如く(?)見つめなおし、頑張っていきましょうね。
まずはご挨拶まで~☆☆☆
» 無題
良いお話ありがとうございます。人間って,ときに何で生きているんだろうって皆一度は思うとこですよね.生き甲斐,,小さなことでも持っていると毎日が違いますよね。
朝起きる時に,パッと起きることが出来る,,そう思うこの頃です。
朝起きる時に,パッと起きることが出来る,,そう思うこの頃です。
» 無題
こんにちは !(^^)!
深くていいお話ですね、ほんと・・・
人生の目的かあ・・・
最近、そういうことってあまり考えたことないですが、
ここらでちょっと真剣に自分の人生っていうやつを
見つめ直してもいいのかもしれない、と思いました。
どうもありがとうございました m(_ _)m
深くていいお話ですね、ほんと・・・
人生の目的かあ・・・
最近、そういうことってあまり考えたことないですが、
ここらでちょっと真剣に自分の人生っていうやつを
見つめ直してもいいのかもしれない、と思いました。
どうもありがとうございました m(_ _)m